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漢方が世界の主流になる日

地球の歴史

人の体は人から生まれ造られます。そして自然の食べ物と水と空気で成長して生きて行きます。 これは当たり前のことですが大変大切なことです。地球上のすべての生き物は自然の中で何億万年もの間生き続け淘汰され子孫を残してきました。 これが地球上で生物が生き続けるための条件でありこれまでに実証されてきたことです。


人類の叡智がなしたこと

しかし19世紀から21世紀にかけて人類は人の為に自然には存在しない色々な合成物を 作り始めました。必要なそして絶対に必要とはいえないものまで金のため戦争に勝つため と思えるものを作り出しました。  これら人類が新たに作り出したものは地球上には存在しなかったものばかり、自然では ないいわば合成された人工のものです。  医学ではクスリがそれに当たります。化学薬品それが現代のクスリとして20−21世紀 に発明・開発され使われてきました。  この百年にも満たない短い時間に大量に使われ多くの犠牲を出しました。 その結果やっと世界の大勢はこの現代の医薬品の限界を悟りました。


人類の叡智は変わるか

今世界中の生薬が大資本に買い占められ、今度は生薬からの医薬品の開発の競争に 入ったのです。同時に地球上のあらゆる微生物から医薬品を開発するプロジェクトも競争に 入ったのです。やはり同じことの繰り返しです。 有効や成分を生薬や微生物から抽出し合成しそれを医薬品として売り出そうというわけです。


人体に合成品が入るとどうなるか?

愚かな人類は何十万何百万人をも 殺してもその習性は治らないようです。  いくら新しい医薬品を開発してそれが人工の合成品ならまず拒絶反応が始まります。人体の免疫組織が黙っていません。白血球はもとより、身体中のリンパ組織からあらゆる液性免疫・体液免疫が働いてこの生体に進入した異物を攻撃し始めます。  負ければ人体は消滅します。勝ってもクスリアレルギーが残ることがあります。


人体と合成品

薬品に限らず合成着色された食品はもとより、人工のサプリメント、加工食品そして 遺伝子組み換え食品や家畜はこれまでの地球に存在しなかったものばかりです。  これを人体に摂取するとどうなるかという遠大なる実験が今世界中で始まっているわけです。 これに加えて濃縮された環境ホルモン・ダイオキシン・農薬を北は北極の白熊から南は南極の ペンギンまで毎日飲み込み食べている現状です。  すでにその犠牲は食物連鎖の頂点つまり強者の北極クマにおよび、北極クマと鯨を生食する イヌイット民族に犠牲が及んでいます。


漢方と合成品について

漢方薬にはこの合成品がひとつもありません。すべて自然の中から採取された生薬、 自然の動物や生物そして地球上に昔から存在する鉱物を使います。 考えると人体はこの地球上の有機物と無機物そして空気と水から創造されてきたものです。  人体の病気や具合の悪いところを治すのには地球の自然のものから取り出され吸収され 人体から攻撃されない自然のものが一番問題ないということをお分かりかと思います。


漢方の歴史の長さ

中国5000年の歴史を経て今なお進歩を遂げているのが伝統中国医学 (Traditional Chinese Medicine)です。 いわばこの5000年の間に誤った処方で何十億人もが亡くなり、そして生き残った処方が 今使用されているとしたらこれほど長い人体への医薬品の治験は例を見ません。 そしてこの中医学は現代中医学として今なお進歩を遂げているのです。 私たちの中医クリニックはこの現代中医学をもとに診療をいたしております。


何故漢方薬が効くか?

これまで読まれて理解されたことと思いますが、人類の真の叡智と長い治験の歴史が それを証明しています。 さらに大切なことはもともと自然の色々な物質から成り立つ人体が必要としている物質 を自然界から選びそして吸収されやすいように様々な生薬とともにまるで自然の食物を 摂取するように作られています。  たとえば人体がカルシウムを摂取して体の中で使われるには最低ビタミンDと日光が 必要となります。漢方薬のひとつが吸収されてからだの中で効果的に使われるには 他の生薬が必ず必要となります。  漢方薬はいくつもの生薬で成り立っていて吸収を助け作用が強すぎるものは押さえ、 副作用が出ないようにして体のバランスを保ち胃腸への負担をかけないなど工夫され ています。つまりひとつの漢方薬には何百種類の自然界の成分が入っていてお互い 助け合いながら人体へ作用し治癒の方向へもってゆくのです。


漢方薬は科学ではない?

これも良く聞かれる質問です。では科学的なら正しいのか?ということが問題となります。 これは疑問が残ります。科学はその時点では考えられる限り正しいと判断されてきました。 しかし科学の歴史を紐解くまでもなく次に時点のもっと進んだ研究が発表されると以前の 論文は反故にされます。科学も日夜変化するのです。 ましてやまだまだ腦の機能や細胞の進化の全体が解明されていない現在医学において どれほどのことが科学的に証明されていることでしょうか?  今日書かれた論文は来月には書き直されてゆくのが医学の論文です。人体はまだまだ 科学だけでは捉えられません。 「科学的に証明されないから漢方薬は飲まない」という方は「科学的に証明されてない から食事はとらない」ということと余り変わりはないのはないでしょうか。


医学は科学でしょうか?

医学はなにものでもなく医学だと思います。 心が科学と違う分野にあるのと同じく医学は医学だと思われます。 医学は人間学ともいえます。人体を知らずして医師ではありません。 そして人の心を知らずして医師ではありません。 漢方はひとつの医学ですがまず心と体の両面を診ます。 どちらのバランスをも調整し治してゆくことを目的としています。


人間に優しい地球をではなく地球に優しい人間に

自然は厳しいです。容赦ありません!しかしそれはすべての生物に平等であります。人間だけがのさばっている地球の環境は人類の将来も危うくなってきました。これまで人類が作ってきたもので地球に優しいものがひとつでもあったでしょうか?人間の創造したもので生物にそして地球に優しかったものがひとつでもあったかどうか?何年も考え続けていますがまだ出会いません。人にも地球にも優しい漢方クリニックを目指しています。生薬は紙に包装してお渡ししています。漢方診療において古い薬の処分はありますがこれは医療廃棄物ではありません。鍼や注射を使用すれば多少の廃棄物が出てきます。レントゲンはフイルム・レスで現像液も必要ありません。電子カルテを使用してペーパーレスとなりました。


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